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MBA体験談その2 TOEFL/GMAT
私は幸い幼少の頃をアメリカで過ごしたため、TOEFLはテストの形式を事前に調べるだけで、あとは実際に試験を受けて終わりでした。相場感としては、だいたい250点取っていればOK、270点以上で全く問題ないという感じのはずです。

しかし、GMATはとにかく苦労しました。これは英語が出来る・出来ないのテストではなく、ロジックの組み立て方他、傾向と対策等のテクニック的な部分でかなりの点数を稼げるはずですので、予備校等に通われたほうがもしかしたら効率的かもしれません。Official Guideのほかに、かなりの数のGMAT関連の参考書を購入し、さらに予備校にも通って問題を解きまくり、最終的には参考書に書いてある問題の答えを全て覚えてしまうぐらいまでやりました。これがGMATの勉強の難しいところで、問題を繰り返し解いているとそのロジックがどうのというよりも、AとかBとか、答えを覚えてしまうのでいくら問題を解いても問題が足らなくなってしまいます。私は最後まで問題のロジックや傾向・対策といったところを最後の最後まで理解することが出来ず、Verbalは2回目以降全くあがりませんでした。結果的にあまり力を入れなかったMathの点数が2点上がり、それが全体的な点数を大きく引っ張ってくれました。Mathでのケアレスミスは禁物です。日本での受験を経験されてらっしゃる方は、楽勝だと聞きますが、1つでも取りこぼしをすると全体的な点数に影響するのでイタいです。私が聞いている限りでは、670点程度でトップ校の土俵にあがることができ、700点以上あれば全く問題ないということだそうです。ちなみに私は5回、Max回数受けました。

TOEFL/GMATの点数の目安を挙げましたが、これはあくまでも目安ですので点数に縛られる必要はないと思います。点数が高いことに越したことはありませんが、TOEFLは「英語でキャンパスライフ・普通の生活を送ることになるが、ちゃんと英語が出来るか」、そしてGMATは「これぐらい出来ないと、授業についてこられませんよ」ということを試すだけの試験なので、TOEFLやGMATの点数が良いだけでは、合格しづらいのではないかと思われます。ある程度の点数が出たら早めにEssayにとりかかることをお勧めします。
by ykgsb | 2005-12-12 08:59 | MBA受験
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