カテゴリ:MBA受験( 7 )
MBAランキング速報
ところで、どうやら毎年恒例のFinancial TimesのMBAランキングが発表になったようです。1位Wharton、2位HBS、3位Stanford、4位Columbia、5位London Business School、6位Chicago GSB、7位NYU Stern、8位Tuck、9位Insead、10位MIT。アジアではここ数年で中国の「Ceibs」という学校がランキングを急激にあげているみたいですね。日本も負けずにランクインして欲しいものです。

Business School側は「あまりランキングは気にしない」という話を聞いたことがありますが、これは真っ赤な嘘。B-schoolにとってランキングは全てだと言っても過言ではないでしょう。Business SchoolのDeanの第一の仕事は間違いなくこれです。ランキングを少しでも上げるために、色んな企業に飛び回ったり(就職率を上げる)、優秀なや教授陣(授業の質を上げる)やスタッフ(生徒への様々なバックアップ体制を向上させる)を集めたり。もちろん優秀な学生を集めるためなんでしょうが、やっぱり優秀な学生を集めるためには、学校はランキングを上げなければなりません。WhartonはFTのランキングでここ数年1位/2位をずっとキープしていますが、並大抵の努力ではないと思います。

でもまぁ、ランキングが最終的な決め手にはしないほうがいいのは言うまでもありません。ランキングはいわゆるミテクレですから。少なくとも自分の貴重な2年間をそこで過ごすわけですし、もっと他に決め手となる要素はあるはずです。
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by ykgsb | 2006-01-30 11:41 | MBA受験
MBA体験談その6 最後に
MBAのアプリケーションは本当に良く出来ていると思います。非常にフェアだと思います。

必ずといっていいほど、自分のアプリケーションにある「穴」を埋められるからフェアなんです。GMAT700点以上、TOEFL280点以上、大学のGPAも3.7以上、出願理由もエッセイもばっちり書けて、履歴書も出世街道まっしぐら、ということでしたら、ほぼ間違いなく複数のトップ校からオファーが来るでしょう。

ただし、時間的な制約がある中で全てを完璧にすることは非常に困難です。特に大学の成績についてはもう変えようがありません。例えば大学の成績が自分のアプリケーションの「穴」だと思えば、GMATで良い点数を出して、「ちゃんと勉強できます」ということを証明できます。その肝心なGMATがなかなか上がらなくても、1年に5回も受けて点数を上げる機会はあります。私のようにVerbalの点数が悪くても、現地で面接を受けて英語の能力をアピールすることもできますし、AWAが例え悪かったとしてもエッセイをちゃんと書けば問題ないはずですし、エッセイが1st Roundまでに仕上がらなくても、2nd Roundがあり・・・といったように、穴を埋める機会は十分に与えられていると思います(個人的には1年に5回もGMATを受けられるのはかなりデカいと思います)。

むしろ、どこに自分の「穴」があるのかを認識出来るか・出来ないかが大切なのかもしれません。これは最初のほうに書いたSelf Awarenessにも関連してきます。そもそも、MBAを受ける時点で自分の将来的な目標を達成させるにあたって、これまでの経験に「穴」があることを認識していなければなりません(それがMBAを受ける理由なので)。で、その「穴」を埋めるためにMBAが必要だと証明できればほぼ間違いなく合格できるのではないでしょうか。
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by ykgsb | 2005-12-16 00:03 | MBA受験
MBA体験談その5 推薦状/Waitlist/その他
推薦状はアプリケーションの中で唯一「第三者」の視点からの意見です。よりエラい人にかいてもらったほうが良いとか、それよりも自分の仕事をよく見てくれた上司に書いてもらったほうが良いとか、色んな意見があります。私は自分の仕事をよく見てくれた人にお願いしました。推薦状についてはこれ以上言える事はないですね・・・。

さて、Waitlistについてです。よく「合格するまで」と「合格したら」ということについての記事を読むことは多いですが「Waitlistになったら」というのはあまり見たことがありません。私もWaitlistから繰り上がって入ったのでこの苦しみは分かります。予備校のカウンセラーからもらった直伝のアドバイスとしては、「もしWaitlistになってもその学校に興味があるのであれば、すぐにその旨を連絡して、あとは何の連絡もするな」ということでした。これがまたツラい・・・。GMATの勉強をしているときや、とにかくエッセイを書きまくっているときは、Waitlistの待ち時間と比べればまだ楽です。待つのは本当に辛い。しかもこちらから連絡しちゃいけないんですから(勿論これには例外はあって、例えば会社で昇進されたとか賞をもらったとか、そういったことがあった場合には「こういったこともありました」と伝えるべきだそうですが、そういったこと以外は連絡すべきでないとのこと)。アプリケーションを提出してから約2ヶ月待ったのにそのまた2ヶ月待たなきゃならないと知らされると本当にブルーになります。でもAdmissionsもかなり忙しくしていますし、逆に連絡しすぎてウザがられるのは絶対に避けたほうが良いので本当に我慢して待たなければなりません。



人事を尽くして天命を待つ。


簡単に言いますねー。MBA受験で何が辛かったかって待つのが一番辛かったです。
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by ykgsb | 2005-12-15 14:56 | MBA受験
MBA体験談その4 面接
日本で卒業生と面接される方も、現地で面接される方も、面接は面接官とウマが合うか・合わないかでパフォーマンスがかなり左右されてしまいます。こればかりは運ですので、改まって準備をすることもないと思います。

ただ、気をつけたいのは、もし現地に出向いて面接をするのであれば、Resumeに書いてあること一つ一つをちゃんと説明できるようにしておくことです。面接官は日本の会社の名前など聞いたことが無い人ばかりですし、逆に自分では全く突っ込んで欲しくないところに興味を示し、細かい話になる可能性もあります。面接官のバックグランドによりますね。何故MBAか、何故その学校か、MBA後は何をしたいか、ということ以外は、どんな質問が飛んでくるかわからないので、Resumeに書いてあることを通じてどうやって自分をアピールすべきかをおさらいし、あとはリラックスして自然体で受けることです。

ちなみに私は現地に出向いて面接しました。というのも、GMATのVerbalの点数がイマイチだったので、「ちゃんと英語は出来ます!」ということをアピールしたかったからです。もしこれを呼んでいる方で、同じような状況にいらっしゃる方は現地まで足を運んで面接をされることをお勧めします。
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by ykgsb | 2005-12-14 23:21 | MBA受験
MBA体験談その3 Essay
MBAのアプリケーションの中で、最も大切と言えるのがEssayではないかと思います。

テストの点数は、あくまでもその学校の土俵にあがるためのもので、Essayはその土俵で勝負するための技、と捉えることが出来ます。点数を出すことを前提とすれば、Essayがアプリケーションの中で最も大切になってくるわけです。

学校によって、色々な課題を与えられます。ストレートに「これまで何をやってきて、何故MBAが必要で、何故この学校で、MBAの後は何を目標としていますか」と聞く場合もあれば、「これまであなたがリーダーシップを発揮してきた実績」や「これまでの失敗(成功)を挙げ、その要因を述べ、その結果あなたは何をしましたか」などなど・・・。学校によって聞いてくることが同じ場合もあれば、全く異なる場合もあり、ここで初めて学校の「カラー」というものが分かるのではないかと思います。

私が注力したことは、一つ一つの質問にとらわれるよりも、その4-5つのエッセイを一つの大きなジグソーパズルとして捉えて、エッセイ一つ一つを通じてピースを完成させていくということです。一つ一つのエッセイが完成系なのではなく、全部を読み終えると完成しているというのが一番よいのではないかと思います。つまり全てを読み終えて、「自分」という人間の全体的な人間像が相手に伝わることが大切です。ビジネス面だけでなく、プライベートな面だけでなく、360度全部伝えることが大切なんじゃないかと。

あとは、「自分はこういったことを経験した」という事実を並べるのではなく、その経験から何を学んだかを具体的に述べることが大切です。こういった経験を通じて今の自分が形成され、その自分が何故今MBAを目指していて・・・ということを一つの線でつなぐことが出来れば、それは素晴らしいエッセイのはずです。

私は幼少の頃をアメリカで過ごし、エッセイの書き方や文法は嫌というほど学校や当時の家庭教師に叩き込まれたので、得意な分野だと自分で思っていましたが、そう甘いものではありませんでした。初めて自分のエッセイを予備校のカウンセラーに見てもらったときは、ボロクソに叩かれまくり、「なんでお金を払ってまでボロクソに言われなきゃならないんだろう」と泣きそうになりながら帰宅したのを覚えています。「文法や体裁の問題ではなく、内容。もっともっともっと具体的に」と、書いても書いても書いても言われました。そしてある日突然、「んー、これでいいんじゃない?」と言われた日が訪れ、その日からエッセイを書くことが全く苦にならなくなりました。

エッセイは独りよがりになりがちなので、第三者からの意見は大切です。中でも、予備校のカウンセラーはこれで飯を食べている連中なので、かなり厳しいところまで突っ込んできてくれます(私の場合はかなりボコボコにされて凹みましたが)。満足のいくエッセイを書けるようになるまでは時間がかかりますが、それをマスターするとあとが楽になります。
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by ykgsb | 2005-12-13 12:04 | MBA受験
MBA体験談その2 TOEFL/GMAT
私は幸い幼少の頃をアメリカで過ごしたため、TOEFLはテストの形式を事前に調べるだけで、あとは実際に試験を受けて終わりでした。相場感としては、だいたい250点取っていればOK、270点以上で全く問題ないという感じのはずです。

しかし、GMATはとにかく苦労しました。これは英語が出来る・出来ないのテストではなく、ロジックの組み立て方他、傾向と対策等のテクニック的な部分でかなりの点数を稼げるはずですので、予備校等に通われたほうがもしかしたら効率的かもしれません。Official Guideのほかに、かなりの数のGMAT関連の参考書を購入し、さらに予備校にも通って問題を解きまくり、最終的には参考書に書いてある問題の答えを全て覚えてしまうぐらいまでやりました。これがGMATの勉強の難しいところで、問題を繰り返し解いているとそのロジックがどうのというよりも、AとかBとか、答えを覚えてしまうのでいくら問題を解いても問題が足らなくなってしまいます。私は最後まで問題のロジックや傾向・対策といったところを最後の最後まで理解することが出来ず、Verbalは2回目以降全くあがりませんでした。結果的にあまり力を入れなかったMathの点数が2点上がり、それが全体的な点数を大きく引っ張ってくれました。Mathでのケアレスミスは禁物です。日本での受験を経験されてらっしゃる方は、楽勝だと聞きますが、1つでも取りこぼしをすると全体的な点数に影響するのでイタいです。私が聞いている限りでは、670点程度でトップ校の土俵にあがることができ、700点以上あれば全く問題ないということだそうです。ちなみに私は5回、Max回数受けました。

TOEFL/GMATの点数の目安を挙げましたが、これはあくまでも目安ですので点数に縛られる必要はないと思います。点数が高いことに越したことはありませんが、TOEFLは「英語でキャンパスライフ・普通の生活を送ることになるが、ちゃんと英語が出来るか」、そしてGMATは「これぐらい出来ないと、授業についてこられませんよ」ということを試すだけの試験なので、TOEFLやGMATの点数が良いだけでは、合格しづらいのではないかと思われます。ある程度の点数が出たら早めにEssayにとりかかることをお勧めします。
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by ykgsb | 2005-12-12 08:59 | MBA受験
MBA体験談その1 『学校選び』
全てはSelf-Awareness(自己認識)にはじまるのではないかと思います。

「MBAを取得しよう」と思い立つ理由は人それぞれだと思います。キャリアチェンジがしたい、キャリアアップを目指したい、将来的に起業したい、仕事に疲れたのでちょっと休みたいけど何もしていないと社会復帰が出来ないのでちょろっとMBAでも・・・などなど。

最初に大切になってくるのは学校選びです。自分の貴重な2年間と約1500万円投入して教育を受けるわけですから、真剣に選ばなければなりません。(社費の方々はまずは社内選考を通るという最初の関門がありますね)もちろん、「どうせ行くなら世界でもトップレベルの学校」と考えていらっしゃる方が大半だと思います。これはMBA予備校のイベント等に参加すると悲しいぐらい明白です。常にMBAランキング(Wall Street Journal、Business Weekなど)のトップを占めている学校のブースは、少しでも自分を売り込もうと思っている受験生が何十人という列を作っているのに、無名の学校のブースには人っ子一人並んでいないからです(わざわざ現地から来たAdmissionの人間の目も死んでいます)。こういった場所で初めて、自分がどれだけ厳しい競争にさらされているかを認識することが出来ます。

やはり、ちゃんとした出願理由と、ちゃんとしたGMAT、TOEFLの点数を出すことが真っ当なやり方だと気づきます。「とりあえずトップスクール」では、やはりこの競争を勝ち抜くことは出来ません。少なくとも私はそう感じました(中にはそれだけでも受かる人はいると思いますが、大半は違うと思います)。

「そんなこと言われても、どのビジネススクールのWebsite見ても殆ど同じことが書いてあるし、全然分からない」ですよね?私もそうでした。ある程度学校が絞れてきたら、やはりキャンパスビジットをされることをお勧めします。時間とお金はかかりますし、特に仕事を休むことはかなり困難だと思いますが、2年間と1500万円を考えると大した出費ではないですし、ほぼ週7日間、一日15時間以上働いている私の友人も実際にVisitしてくれたので不可能なことはないはずです。

いずれにしても、まずは自己認識、つまり自分が今まで何を積み上げてきて、将来的には何を成し遂げたいか、そして何故その中間にMBAが必要で、何故その学校なのか、といったことから始めることが必要です。こういったことを考えるにあたって枠を与えてくれるのがMBA予備校で、私は通いましたし、通ってよかったと思っています。予備校の良し悪しはそれぞれで、人によってもかなり異なる意見があると思いますが、私は通ってよかったと思います(特にエッセイを仕上げるにあたって)。予備校の話はまた後日することにします。
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by ykgsb | 2005-12-11 13:27 | MBA受験