2006年 02月 28日 ( 1 )
黒魔法
今日は珍しく午後登校。あのMyron Scholesの講演を聴くべく学校へ行ってみると、やっぱり凄い人の数!もっとヨボヨボのおじいさんかと思っていたらそうでもないんですね。でも正直、話は大して面白くありませんでした・・・。理解できなかったということではなく、あまりにも一般的な話題を選びすぎたんじゃないかと思います。Investmentsのグループで一緒のRBも同じことを言っていました。彼だったらScholes氏が言うことも全て分かるはずなので、私の意見も正しい(はず)!

Scholes氏はご存知、Black-ScholesのScholesさんです。といっても企業が従業員に出すStock OptionのFair Valueを出すときに使うというぐらいしか分かってません・・・。Black Scholesと聞くと、大学のゼミ時代の頃、熱心にこの理論を研究している同期がいたのを思い出します。「ブラック・ショールズ」と聞いてきっと怖い理論なんだろうな、と印象を持ったのを思い出します。黒魔法みたいな。あれから7年以上経過しますが、結局まだ内容を分かっていないままですね。その彼は今、Private Equityでバリバリやっています。頑張ってるかな。以前連絡をくれたときは非常に充実している様子でした。きっと天職なんでしょう。

午後はMarketingの授業。Levi'sがスーツを出そうとして失敗したという話。結局Levi'sが持っているResourcesをあまり生かすことが出来ない、そして何よりもLevi'sはあまりにもカジュアルのイメージが強すぎるということで(しかもある程度オシャレさんにスーツをターゲットとしていたので)、失敗したという結論。「じゃぁ何故ToyotaはLexusで成功したんだ」という質問が教室から。私の考えとしては、単純にToyotaは質の高い車を製造するResourcesは持っていて、あとはイメージ(アメリカではToyotaと高級は結びつかない)の問題だったから解決できたという結論なのですが、教授はちょっと違う見解でしたね。不思議でした。

で、昨年の夏ぐらいからLexusがローンチされたから、きっとこれを後々研究すると面白いかもね、と教授にメールしてみると、意外にポジティブな返信が。そもそもToyotaがLexusを日本でローンチしたことを知らなかったようです(Lexusがこれまで日本になかったのを知らなかったのか、実際にローンチしたことを知らなかったのは不明ですが)。自動車産業のマーケティングの観点からすると、他国で自社の高級ブランド路線を立ち上げ→確立→自国にそのブランドを逆輸入、というやり方は、なかなか斬新だと思ったので、Mcgillも知っていたと思ったのですがそうでもないみたいですね。立ち上げ当初は苦労するんじゃないかと思いますが、いくつかモデルチェンジを経て、そもそも「セルシオ」が「LS」とか「アルテッツァ」が「IS」とかだということをみんな忘れてしまえば売れるかもしれませんね。そもそも「GS」シリーズはToyotaにはないラインナップだと思いますし。あとはブランドの位置的にビミョーな「プラド(GX)」、とかをどうするか、でしょう。
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by ykgsb | 2006-02-28 06:17 | 日記とか